2020.11.11
自社SNSの運営方法
自社ブランディングの見直しについては、代表ブログでも伝えていましたが、求職者側の立場に立って考え、何が良くて何が悪いかなど、自社の良いところ悪いところを見直すことが出来たかと思います。
さて、「採用支援コンシェルジュ」サイトでは、採用に関するTRENDが様々なシーンに応じた内容で記事となっています。https://www.hr-concierge.co.jp/trend02/↑こちらのTREND記事、「採用に繋がるSNS活用方法とは?【Facebook編】」も是非ご覧ください。
今回は、弊社の事例を挙げて自社ブランディングの考え方から、採用ブランディングに振り切ったSNS運営方法などをご紹介したいと思います。
採用ブランディングへの道
かつて弊社も採用ブランディングには、それほど力を入れておらず、自社ブランディングが明確だし、「人材紹介」に委ねていたので、何もしなくても求職者さんが応募してくれると思っていました。
もちろん、「人材紹介」の担当さんが尽力してくれるので、応募はあるのですが、いざ1次面接で求職者さんと会うとどうでしょう・・・マッチング率が非常に低く、工数ばかり掛かって効率が悪い!何人面接をしてもピン!とこない状態でした。
そこで、求職者さんの目線になって考え、自社ブランディングではなく、採用ブランディングを設計していったのです。
まず初めに取り掛かったのは、【社内の様子を公開する】事でした。
自社サイトやSNSにも事業内容や実績などは公開しているのですが、人物(社員)が何処にも開示されていないのです。
これでは求職者さんも仕事内容を知ることは出来ますが、どんな人と一緒に働くのか?働いたときのイメージが出来ないのです。
社風のイメージを持ってもらうことは、非常に重要だと感じました。 そこで、Facebookを活用して社内のイベントや社員紹介、新入社員紹介のコンテンツの内容を追加し公開していったのです。
今までは、事業内容や実績を主にアップして自社ブランディングの為のFacebookだったのですが、採用ブランディングに振り切ったのです。
SNSの制作・運用チーム体制を作る
そして、コンテンツ内容も重要ですが、誰が運営していくかも非常に重要です。
できれば自社に広報としてチームを作るのが理想ですが、そんなに人員を割けないということであれば、少なくとも2名は運営者として立たせた方が良いです。
1名で運営していると、アイデアも底をついてしまうので、なるべく人数を配置することも考えていった方がよいです。 ちなみに、弊社はクリエイティブチームが全てコンテンツ企画、画像/記事制作、運営をおこなっています。
3名が順番に担当し、1か月どのくらい記事を公開するか定めてから、公開日を設定しています。
もちろん、コンテンツの内容も求職者さん向けに企画をして発信しています。
このように、社員がSNS運営担当することによって、リラックスしたよりリアルな社員の姿を取材することができ、発信することができます。
ここ重要です! 中小企業だと経営者サイドが、運営をしていくことも多く見られますが、そうすると中々リアルな社員の姿を切り取ることができません。なので、「誰が運営していくか」も非常に重要なのです。
採用ブランディングに移行して得られた結果
採用ブランディングに振り切ったSNSの運営をおこなったことにより、【社内の様子を公開する】ことが出来ました。
それにより、面接時には求職者さんの方から、「Facebook見ました!イベントすごく楽しそうです!社風が良いのが分かりました。」などと、必ず言われるようになりました。
自社のアピールがしっかりと伝わっているし、何より求職者さんが自社に魅力を感じてくれていると実感しています。
もちろん、マッチング率も以前とは比べ物にならないくらい高くなりました。
まずは、【社内の様子を公開する】ということをおこなってみて欲しいと思います。
SNS活用しましょう! 公開できるほどの内容が無い・・・ということであれば、自社ブランディングから見直しましょう!
採用ブランディングに振り切ったSNS運営により、「脱人材紹介」へと方向転換したお話は、また今度・・・
Writer
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