2021.02.10
採用に「費用」をかけるのか?それとも「手間」と「時間」をかけるのか?
「面倒臭がり」の会社は、大抵採用も上手くいっていない傾向があります。
「手間」も「時間」も「費用」も掛けたくないというのは、虫のいい話です。
「手間」と「時間」を掛けたくないのであれば、「費用」が掛かりますし、「費用」を掛けたくないのであれば、「手間」と「時間」は掛かります。
費用負担から、手間と時間に掛けることへ移行
会社として、何に重きを置くかによって、採用活動は変わってきます。
弊社の例を挙げますと、以前では弊社は「人材紹介」の会社に多額の採用費用を投じていましたが、採用した方のミスマッチや、採用できる人数に制限があり、全体としては採用活動が上手く回っていませんでした。
「人材紹介」の会社に任せっきりで、「手間」と「時間」を掛けていませんでしたが、一気に逆のスタンスに舵を切りました。
「費用」を抑えるために、ダイレクトリクルーティングのツールを自社で使いこなし、運用する形に変えてから、一気に弊社の採用は改善されていきました。
年間の採用費用を前年の5分の1程度に抑えることができ、更に前年の倍くらいの人数を1年で採用することに成功しました。
この採用スタンスで2年目に入ってからも、順調に採用活動を継続することができております。
手間と時間を掛けたからこそ、採用費用を圧縮することができ、その圧縮できたコストをブランディング(書籍出版)や営業強化、子会社設立などに投じることができました。
更に子会社でも、同様な採用活動を展開したところ、親会社と同等の費用対効果にて、社員の採用に成功することができております。
大幅なコストダウンに成功
「人材紹介」の会社に依頼していた時には、1名の正社員採用に平均で100万円前後の費用が掛かっておりましたが、「人材紹介」に頼らない、ダイレクトリクルーティングによって、1名の正社員採用の費用を20万円前後に抑えることができております。
この話をすると、驚く方も多いですが、いち早くダイレクトリクルーティングに移行している会社は、弊社と同じくらいの費用対効果で正社員の採用に成功しています。
ターゲティングをしてダイレクトにオファー
ダイレクトリクルーティングの場合、まずどういうターゲットを狙うのかを考える必要もありますし、更にそのターゲットに対してどのようなオファーを送るかの内容も考えなければなりません。
更に、応募者の方とのやり取りも全て対応する必要があります。
これまで人材紹介会社が対応していた業務を自社で巻き取らないといけないのですが、変に人材紹介会社の担当者のフィルターがかからないので、比較的狙ったターゲットからのレスポンスをもらうことができます。
求職者とのスピーディーなやり取りが可能
何社も担当している人材紹介会社の担当者の場合、求職者との連絡もスピード感に欠ける場合もありますが、自社で直接求職者とやり取りができるようになると、スピード感が増し、求職者にもストレスを与えずに選考を進行することが可能になります。
ダイレクトリクルーティングによって採用した弊社社員にヒアリングしてみますと、人材紹介を経由するよりも、スピーディーで直接企業とやり取りできるので、ストレスが無く、スムーズに選考が進んで良かったという声が多いのです。
コストを抑えるなら多少のリスクは必要不可欠
採用をする企業にとっても、求職者にとっても、共にメリットがあるのが、「ダイレクトリクルーティング」という手法ですが、「手間」と「時間」は掛かるため、その面だけクリアできれば、有益この上ないと言えます。
中小企業であれば、採用活動への「手間」と「時間」は惜しんではならないと思います。
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