2021.05.12
会社が選考される時代!
就活現場では「売り手市場」「買い手市場」とよく聞きますが、コロナ以降の2021年はどのようになるのでしょうか?
各社2020年以降の最新採用市場で、トレンドが変わると色々予想を立てています。
「売り手市場」「買い手市場」とは?
【参考】https://journal.rikunabi.com/p/break/30238.html#
そもそも、「売り手市場」「買い手市場」と言われるようになった時代はいつからか?と疑問に思ったので調べたところ、どうやら就職氷河期終結後、「売り手市場」と呼ばれる時代となったそうです。
ちょうど弊社の代表後藤が就職氷河期を経験している世代ということは・・・、現在40代前後の人たちが就活していた時代の話ということで、なんとも歴史を感じてしまったのは私だけでしょうか。
今もなお、「売り手市場」「買い手市場」という市場を図った言葉を耳にしますが、今の市場で使うべき言葉でしょうか?古臭く感じます。
昨今の採用手法
ここ2~3年で、採用手法も様々なツールが増えました。
そして、何と言ってもSNSやWebサイトで情報を取得する事も、15年前とは全然違う環境となりました。
そんな世の中が変化している状況にもかかわらず、どうも採用や就活での市場の捉え方が変わっていないのはとても不思議です。
コロナ以降の就活生の変化
コロナ以降の2021年は、「買い手市場」になるとも言われていますが、確かにコロナ禍で学生たちは少しずつ就活に焦りがあるように見られます。
しかし、私たちが日ごろから学生と話す席で感じることがあります。
学生たちは会社をじっくり選んでいる!のです。
では、どのような話や事柄で感じたのか少しお話しますね。
まず、現代の学生たちは一昔前の時代とは全く違う世界になっているという事です。
ゆえに進路を考える時に選択肢が沢山あり、それは働き方、仕事の内容、企業価値、企業体質、代表の信頼感にまで及び、更に就活手法も多様化しています。
とにかく学生がパズルのように組み合わせていけるほど、進路や人生設計が果てしないパターン描ける時代なのです。
現在の就活生の気持ち、志望動機とは?
学生の多くはどのようなことを習得したいかなど、とても明確に意思決定していこうとしています。
そこでよく聞くのは、時代にマッチした事がやりたいという意見が非常に多いです。
すでに先輩たちとWeb系の仕事など始めている子も多いです。
それだけスタートアップするハードルが低くなっているのも時代だと感じますが、時代にマッチしたというのはどういうことか?というと、時代に取り残されない企業や仕事を選択したいと考えているようです。
時代に取り残されない企業や仕事・・・といっても、最先端技術を開発することなどが、時代に取り残されない仕事だと考えるのは間違いです。
では、どのように学生が考えているのかというと、特に時代を先読みした経営をおこなっている信頼できる代表(社長)かどうかという点です。
それはおそらく事業内容等も少なからずとも関係してくると思いますが、会社のトップがどのような思考を持ち未来を描いているか、または時代に負けない力強さはあるかという点を非常に重要だと考えているようです。
時代の流れによる企業選択の変化
大企業となると企業価値、企業体質、ネームバリューなどで企業選択していくと思いますが、中小企業ともなるとそうはいきませんよね。
なので、現代の学生たちは色々な手段で情報を収集し、会社を選考しているのです!
今の時代、働き方改革という事もあり、ネームバリューだけで大手を選考する子も少なくなったと感じます。
むしろ、若いうちから手に職を付け、フリーランスで成り上がっていこうと最初からベンチャー志望という子も増えたと思います。
ということで皆さんの会社はいかがでしょうか?
一昔前の古臭い採用市場を信じ込んで、採用をしていませんか?
魅力ある会社、組織作りってとても大切なんです。
代表の思考や経営手腕も非常に重要ですね。
学生は細かいところまでよく見ています。
常に学生に選んでもらえる企業づくり始めてみませんか?
Writer
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