2021.03.10
中小企業・ベンチャー企業が大手企業の採用に勝つ方法
中小企業が採用活動をする際には、やみくもに行うのではなく、具体的なコツについて理解した上で実践していくことが重要です。
現在、効果的な採用活動ができていないと感じているのであれば、インターネットをうまく活用するほか、効率よく人材を確保するためのポイントについておさえておきましょう。
詳細についてご紹介します。
中小企業が採用に成功する具体的な方法・コツ
中小企業に試してほしい採用のコツについて7つ解説します。実践できそうなものはすべて試してみてください。
ダイレクトリクルーティングの活用
求職者から反応があるのをただ待つだけではなく、こちらから直接オファーを送る採用方法であるダイレクトリクルーティングを取り入れましょう。
積極的にこちらからアプローチすることにより、求人広告にかける費用を抑えることにもつながります。
また、ターゲットを選定して声をかけられるのが大きな魅力です。
社員紹介をサイトに掲載する
採用サイトには社員紹介を掲載するのがおすすめです。
求職者は実際にその企業に就職した場合にどのような人と一緒に働くことになるのか、職場内はどういった雰囲気なのかといったことをとても不安に感じています。
動画やテキストを用いて、実際に働いている方の雰囲気を伝えることができれば、そういった不安を大幅に抑えることにつながるのです。
求職者の多くが職場の雰囲気などについて知るために採用サイトを訪問しているので、社員紹介が掲載されていないと応募をためらってしまうことがあります。
採用までの時間を短くする
応募者は複数の企業に対して応募しているケースが多いため、選考に時間がかかりすぎてしまうと先に内定を出した他社に決められてしまう可能性があります。
焦って採用を決めて理想と異なる人材を採用しても困るので、慎重な検討ができるように採用オペレーションを円滑にするなどの形で対応しましょう。
採用したい人物像を社内で明確化する
採用までの時間が長くかかってしまう原因の多くが、どのような人物を採用したいのか明確になっていないということです。
どのような人材を求めているのか、できる限り詳細に検討しておきましょう。
スキルはもちろんのこと、性格、社風に合う存在か、中途採用の場合は年齢についても考える必要があります。
採用訴求ポイントの整理
自社を魅力的に感じてもらうためには、求職者の要望にこたえられるような訴求を行っていかなければなりません。
自社の魅力を伝えようとあれもこれもと情報を詰め込んでしまうと、結局何が言いたいのかわからなくなってしまい、結果的に魅力を感じてもらえないケースがあるので注意しましょう。
求職者がどのような要望を抱えているのか、どのように応えられるのかをわかりやすく伝える工夫が必要です。
就業規則など、社内のルールを明確化する
できる限り求職者に好印象を与えたいという理由で、本当は残業が多いのに残業がないと嘘をついて求人を出してしまう企業がありますが、これはおすすめできません。
このような形で応募してもらったとしても、実際に働き始めた時にギャップを感じ、早期に退職されてしまう可能性が高いからです。
嘘をつくことなく、正直に伝えることが大切といえます。
また、どのような社内ルールがあるのかを重視して検討している方も多いため、例えば服装に関することや旧姓・通称の使用が認められるかなどについて事前に告知しておくのもコツです。
応募者のパーソナルな部分も理解する
書類だけではパーソナルな部分まで把握することはできないので、できる限りコミュニケーションを取りましょう。
現在はコロナの影響で直接会うのが難しい状況にありますが、リモートなどを通じてできる対策はたくさんあります。
コツとして、採用担当には話しにくいこともあるので、先輩社員にあたる人が対応するなどの工夫も実践してみましょう。
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