2021.05.26
採用ブログをはじめたい! 具体的な方法をご紹介!
数ある採用手法の中でも自社に理解のある人材を採用するのに効果的な方法を選択したいといった企業から選ばれているのが、採用ブログを活用した方法です。
採用ブログとはどのような採用手法なのか、実際に運用するための方法やブログを用いた活動のメリットについてご紹介しましょう。
採用ブログとは
採用ブログとは、定期的に自社の近況報告、概要、採用情報などをリアルタイムで発信できるメディアのことをいいます。
誰でもアクセスできるものであることから認知度をアップするのに効果的で、会社説明会やインターンなどの情報についても広く発信できるのが魅力です。
自社を認知してくれる人が増えるので、これまでは獲得が難しかったような人材にもアプローチできます。
また、採用ブログで定期的な更新を行うことにより、積極的な採用活動を行っている企業だと認知してもらうことが可能です。
採用に力を入れている企業に応募したいと考えている求職者の方が多いので、求職者の入社意欲を引き上げるのにも役立ってくれます。
採用に関する情報については採用サイトでも掲載することが可能ですが、採用サイト以上に様々な目線から見て魅力的に会社を伝えたり、より詳細な求人情報を記載したりすることが可能です。
採用ブログをスタートさせる方法
採用に関する情報をただ単に掲載していけば良いわけではありません。
以下のような事前準備と、更新に関するポイントをおさえておくことが重要です。
1.担当者の選定
まずは担当者を決めることから始めましょう。
人事担当の方が行うのが一般的ではありますが、単調にならないように複数人で運用する方法もあります。
一人だけに任せてしまうと、その人が担当しているその他業務が忙しくなった時に更新頻度が遅くなってしまう可能性があるので注意が必要です。
2.更新頻度の決定
更新頻度はできるだけ一定にしたほうが良いです。
長期間にわたり更新されていない採用ブログは求職者に悪い影響を与えてしまうので、更新頻度を確定しておきましょう。
3.ブログのテーマ決め
テーマは基本、採用に関するものとなりますが、働き方に関することや業務内容に関するものなど、幅広く取り扱いましょう。
実際に働き始めたあとのことを想像しやすくなります。
文章だけではわかりにくいことは写真や動画も積極的に掲載してみてください。
4.運用開始
運用を開始したら実際の反応なども確認しながら継続して更新します。
社内からネタの提供を受けたり、アドバイスを受けたりしながら運用すると、より良い内容に近づけることができるはずです。
採用ブログを取り入れるメリット
採用ブログを始めることにより、他メディアや媒体に依存しない自社ブランディングの構築を図れるのがメリットです。
ブログとしての魅力が大きくなっていけば、競合他社との差別化に役立つコンテンツになります。
また、詳細な情報を掲載することができるため、採用ブログにアクセスすればその企業の採用活動や働き方について深く理解することが可能です。
入社後のミスマッチ予防に繋がるだけではなく、効果的な母集団形成に繋がることが期待できます。
一般的にSNS広告や外部求人広告は採用活動に関する資産になりづらいことから、その時しか価値のないフロー型コンテンツと呼ばれているのに対し、採用ブログは情報が半永久的に残るため資産価値の高いストック型コンテンツです。
フロー型コンテンツばかり運用しているとコストが高くついてしまいますが、採用ブログのようにストック型コンテンツで求人効果が出せるようになると、長期的にみた際のコストを抑えられるのもメリットといえるでしょう。
それから、選考・内定辞退の減少・改善にも役立てられるのも魅力です。
例えば、内定者をブログ名で紹介すると、会社のブログに自分が掲載されているのを見た内定者は「この会社に入社した」という意識が強くなり、帰属意識が芽生えます。
そのため、選考・内定辞退を抑えることにも繋がるのです。
効果的な運用ができれば魅力的なコンテンツになる
採用ブログとは何かについてご紹介しました。
採用ブログでは求職者の方が疑問に思っていることや知りたい情報を積極的に配信していくことができます。
定期的な更新が必要になるなど注意しなければならない点もありますが、効果的に運用を行い、応募に繋げていきましょう。
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