2021.08.25
採用ブランディングはビジョンが大事!作り方・決め方を具体的に紹介
採用の際に自社をブランド化する、採用ブランディング。
企業イメージを高めるために、導入するところが増えてきています。
この記事では、採用ブランディングの特徴や会社のビジョンの作り方について解説。
なぜビジョンが大切になるか、についても詳しく解説しているため是非参考にしてみてください。
採用ブランディングとは?
採用ブランディングとは、採用活動で自社をブランド化する戦略のこと。
新卒採用では、応募者だけでなくその周りの関係者が就職先の決定に影響する場合があります。
具体的には、応募者の家族や友人、教員などです。
中途採用にもいえることですが、企業のイメージは採用活動に大きく影響します。
企業や社員のイメージを向上し、自社のファンを増やすことこそが採用ブランディングの目的です。
そして、ブランディングを通して学生に選んでもらえる企業を目指します。
また、採用ブランディングは消費者向けのブランディングとは別物です。
採用者向けの適切なブランディングを行うことで、理想に合う人材の確保を実現できます。
採用ブランディングでビジョンが大切となる理由
採用ブランディングではビジョンが大切です。
その理由を2つ解説します。
1つ目は、企業イメージ・ビジョンなどを明確化しておくことが前提で、そのうえで戦略を練るためです。
企業の中から見るイメージと、外から見るイメージは異なります。
このイメージの違いを知るのと知らないのとでは、戦略の練り方も変わるでしょう。
自社の企業イメージやビジョンを明確化し、どのような求職者に向けたブランディングを行うか戦略を練っていきます。
2つ目は、ビジョンを明確化しておけば、入社後のミスマッチを防ぐことができるためです。採用では、できる限りミスマッチを防ぎたいですよね。
なぜなら、ミスマッチは早期退職に繋がりかねないためです。
自社のビジョンを明確化し、ブランディングに取り入れることでミスマッチの可能性はグンと下がります。
会社のビジョンの作り方
採用ブランディングで会社のビジョンを作るときには、以下のポイントが重要です。
●社長の想いが第一
●社会の課題解決
●自社の分析
●ターゲットの明確化
●今後アピールしていきたい企業イメージの決定
ひとつずつ解説します。
社長の想いを第一に
採用ブランディングに欠かせないのが社長の想い。
想いや社風などの感情的な部分は、企業を選ぶひとつの選考材料になります。
企業のトップに立つ人の想いをしっかりアピールすることで、企業イメージを伝えやすくなるでしょう。
社会の課題解決
自社が社会のどのような課題を解決したいと考える企業であるのか、ビジョンを明確にしましょう。
自社の分析
自社の問題点や強みを分析することは、ビジョンを設定するうえで欠かせません。
まずは、業界全体・採用市場をリサーチして、自社のポジションを分析することから始めましょう。
「どんな将来像を描くのか?」「自社が発信できる魅力は?」など、ブランディングに必要な要素を明確化するのがポイントです。
ターゲットの明確化
自社にどんな人材が必要なのか、ブランディングにおけるターゲットを明確化しましょう。
ターゲットを明確化する際には、ペルソナを設定するのがおすすめです。
ターゲットの学歴や職歴、スキル、趣味、価値観など、人物像を設定します。
ペルソナによって届ける情報や手段は異なるため、可能であれば詳細に設定したほうが良いでしょう。
今後アピールしていきたい企業イメージの決定
最後に、今後アピールする企業イメージの決定です。
自社の強みや特徴を活かして、ターゲットにどのような企業イメージを与えたいかを考えます。
企業イメージの決定と合わせて、メッセージの発信方法についても厳選しましょう。
求人サイトや自社サイトだけでなく、SNS、セミナーなど、幅広い方法があります。
ビジョンの決定が採用ブランディングの成功を左右する
採用ブランディングを成功させるためには、ビジョンがもっとも大切な項目といっても過言ではありません。
ビジョンをしっかりと決めて、ターゲットに響くブランディングを行いましょう。
また、短期的な視点ではなく長期的な取り組みが必須です。
日々情報発信の内容の見直しや、成果の分析などを行わなくてはいけません。
地道な取り組みが、採用ブランディングを成功へと導きます。
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