2020.09.14
狙った人材を引きつける!採用動画制作のコツ!
自社が求めている人材をピンポイントで採用したいと考えた際に役立つのが、採用動画です。
ただ、募集に関する内容を動画で配信するだけでは求職者の心をつかむことはできません。
そこで、採用動画の活用術や作成のコツについてご紹介します。採用活動にうまく動画を役立てていきたいと考えている方は参考にしてみてください。
スマホ5G導入で加速する採用動画の活用術
大容量・超高速な通信を実現できる5Gの登場により、各社がデータ容量上限なしのプランを開始し、これまでスマホの速度制限を気にしていた方でも、スマホで気軽に動画を閲覧できる時代になりました。
そのため、採用動画の需要は、今後ますます増えていくと考えられています。そんな採用動画の活用術についてみていきましょう。
動画で採用説明会を行う
地方に住んでいる方の中には、どうしても採用説明会に足を運べない方もいますが、動画ならインターネットを通してどこにいても視聴することができます。
そのため、より多くの方に採用説明会に参加してもらうことができるのです。
他コンテンツとの連動
動画は自社のホームページだけでなく、SNSで配信することもできます。広告とも連動させることによって動画にうまくターゲットを誘導できれば、ターゲットとなる応募者を増やすことが可能です。
狙った人材を引きつける!採用動画制作とは?
ピンポイントでターゲットとしている層に響くような採用動画を製作するためには、全体に向けたメッセージを配信するよりも、限定的なターゲットに向けて動画を作成し、配信したほうが良いです。
例えば、ママさん向けの働き方動画を作成するのなら、福利厚生が充実している、残業がないから小さな子どもがいても安心など、ママさんの心に響くような内容を盛り込みます。
エンジニア職に向けた働き方の動画なら、働きながら技術を追求できる条件がそろっていることや、リモートワークに対応できるなど、エンジニアにとって働きやすい職場であることを動画の中に盛り込みましょう。
求めている人柄に合わせた動画を作るのもポイントです。例えば、アットホームさを感じさせる職場でフランクな人柄を求めている場合は、インタビュー動画の雰囲気もフランクにすることによりどのような人が在籍している職場なのかを理解してもらえます。
このように、言葉だけでは伝わらない部分を動画で訴求していきましょう。
成功する採用動画を制作するコツ
心に響く採用動画を作成したいと考えた際におさえておきたい5つのコツをご紹介します。
実際の社員の様子を入れる
特にテキストだけではわかりにくいのが、実際の社員の様子です。オフィスの風景やミーティング風景などを動画で撮影し、採用動画に盛り込みましょう。
これにより実際に自分が働き出した後のことまでイメージできるようになります。オフィスで働いている様子を隅々まで確認できるLINE株式会社の採用動画が参考になるでしょう。
【参考】https://www.youtube.com/watch?v=BZ5t4D9Gh4c
社員の本音を入れる
台本なしで実際に働いている社員にインタビューをし、素直な意見を伝えるのも効果的です。例えば、生活雑貨店であるLOFTでは新卒採用用に「台本のないチーフ座談会」という動画を配信し、5人のスタッフが本音で語る職場事情がとても参考になります。
他社との差別化を図る
ただ業務や求人について説明するだけの採用動画ではなく、他社との差別化を図るのもおすすめです。
例としてアパレルブランドを展開しているアーバンリサーチの採用動画では、社員の仕事風景だけでなく、どのような志を持って業務にあたっているのかをドラマ性のある動画で伝えています。
印象に残る言い回しを入れる
無難な動画は心に響きにくいので、オリジナリティがあって印象に残るような言い回しを考えましょう。例えば、株式会社森下仁丹の採用動画は冒頭から「オッサンたちへ」と印象に残る始まり、50代くらいを「第四新卒世代」とし、中途採用の募集をしています。
「まだできると思うんです」など、みている人をグッと引き込むような内容の動画です。
説明会に足を運びたくなる内容にする
ITシステムを展開するアイ・エス・アイソフトウェアーの採用動画はドラマ仕立てとなっており、就活や将来に悩む若者が踏み出すところで動画が終わり、ラストで「気になる続きは説明会で」と締めくくります。
このように、面白いことや希望が説明会にあるといったメッセージ性の高い動画にしてみるのも良いでしょう。
採用動画は効果が大きい
文章だけで伝えられることには限界があるので、動画もうまく活用しながら求職者にアプローチしていきましょう。
話題性のある動画は会社のブランディングにも繋がりますし、社内の様子が動画で確認できれば内定後の不安も抑えられるのでおすすめです。
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