2020.11.25
採用を成功させるウェビナー・セミナーのポイント
インターネットを通してWEB上でセミナーを行う「ウェビナー」が非常に便利ということで導入する企業が増えてきました。従来の会場開催型セミナーとはどのような違いがあるのでしょうか。
コスト面やスケジュール面など、様々なポイントでウェビナーのほうが優れているケースも多いです。詳細についてご紹介しましょう。
採用ウェビナー(Webnar)と会場開催型セミナーの違いとは
従来型のセミナーといえば、会場で開催されるものが主流でした。しかし近年はウェビナー(Webセミナー)も増えており、次のような違いがあります。
ウェビナー | 会場開催型セミナー | |
コスト | インターネットを使ったセミナーということもあり、コストはほぼかからない。 | 会場をレンタルする必要があるため、レンタル費用がかかる。そのため、ウェビナーより高くつくのが一般的。 |
準備 |
会場を予約する必要がなく、日程も調整しやすい。当日の受け付けや案内係も不要。 | 日程を確認しながら会場をおさえておく必要がある。当日はスタッフの配備が必要で手間がかかる。 |
集客力 | 気軽に参加しやすいため集客力が高い。収容人数もないため、希望者は基本的に全員参加できる。また、日本全国どこからでも参加可能なので、 地方の人材も集めやすい。 | 会場の大きさによって収容人数が変わり、細かい調整が必要。その会場に直接足を運べる人でなければ参加できないため、興味があっても参加できない人が出る可能性もある。 |
このように比較してみると、ウェビナーに軍配が上がるポイントが多いです。
注意点として、直接本人と顔を合わせたいと考えているのなら会場開催型セミナーの方が向いていますし、どちらが向いているかは各企業によって異なるためよく検討しなければなりません。
採用ウェビナー(Webセミナー/オンラインセミナー)のメリット
採用ウェビナーを取り入れる企業が増えている大きな理由とも言えるのが、運営側だけでなく、受講者側にとってもメリットが大きいからです。
運営側のメリット
実際に会場を借りてセミナーを開催しようと考えるとそのためのコストがかかります。受付スタッフのほか、受講者の方を案内するためのスタッフも必要ですが、ウェビナーなら、社内の会議室から1人で配信することも可能なのでコストを抑えられるのが大きなメリットです。
このことから何度も開催しやすく、顧客開拓にも繋がります。
受講者側のメリット
自宅からでもスマートフォンやタブレット端末を使って参加が可能なので、セミナー会場に向かう必要がありません。その分移動時間や交通費をカットできるので、受講者側にとってもコスト面でメリットがあります。
また、地方からでも参加ができるため、選択肢が増えるのがメリットです。
採用ウェビナーの種類と使いどころ
採用ウェビナーには様々な方法がありますが、代表的な種類と特徴をご紹介しましょう。
リアルタイム配信
通常のセミナーと同じく、開催する時間を決めておき、それをリアルタイムに配信する種類です。事前にしっかりと準備を整え、スムーズに配信ができるように準備しておかなければなりません。
臨場感があるほか、受講者としてもその場で質問をしてすぐ答えてもらえるのが魅力だといえます。
録画配信
あらかじめ録画しておいたデータを告知した日時に配信する種類です。リアルタイム配信とは異なり、録画中に何かミスやトラブルがあった場合は撮り直しも可能ですし、使えるところだけを編集することも可能です。
ただ、リアルタイムではないことからその場での質疑応答には対応できません。
一方向配信
受講者からコミュニケーションを取ることはできず、一方的に動画を配信するスタイルです。特に質疑応答が必要ないタイプの配信に向いています。
双方向配信
リアルタイム配信で選択できる方法であり、チャットツールなどを利用して参加者の方から質問・意見を受け取ってコミュニケーションをとれる方法です。受講者としては運営側に直接アプローチができる方法ともいえるでしょう。
積極的に受講者の意見を聞きたい、取り入れたいと考えている場合にぴったりです。
双方向にメリットがある魅力的な方法
今回ご紹介したように様々なメリットがあることからウェビナーを活用する企業はどんどん増えています。これまで会場開催型セミナーを行っていたものの、自社にはウェビナーのほうが向いていると感じているのなら、積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
多くの人にアプローチできる採用活動を行いたいと考えている場合にもおすすめです。
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