2020.12.09
チャット採用ツールの紹介とポイントまとめ
採用活動をする際に導入をおすすめしたいのが、チャットボットです。学生が就職する企業を検討する際には、疑問や悩みを解消した上でどの会社に就職するか考えますが、そういった知りたい気持ちをサポートしてくれるチャットボットを導入し、応募数を増やしてみてはいかがでしょうか。
なぜ必要なのか、どのような種類、特徴があるのかご紹介します。
採用チャットボットが必要な理由
採用チャットボットとは、学生が企業について知りたいことがあった際、人事担当に問い合わせをしなくても気軽に質問して自動で返信がもらえるサービスのことです。
例えば、AI機能を用いてWEBのほか、LINEやPepperで質問をするとAIチャットボットが回答する仕組みとなっています。
人事には質問しにくい話題もある
学生がいつでも質問できるように人事担当を用意して体制を整えている企業がほとんどではありますが、実際には直接人事に聞きにくい話題もたくさんあります。
例えば「残業はどれくらいあるのか?」と質問すれば、残業をしたくないという言い方に聞こえてしまう可能性もありますし、給与に関することなども質問しづらいと考えている方が大半です。
そのため、質問ができず、不安を抱えた状態で就職したという学生も少なくありません。
下手をするとその不安や疑問のせいで他社に流れてしまうケースもあるのです。
採用チャットボットを導入するメリット
学生が人事担当に直接質問しにくいことも、AIが相手なら気軽に質問できるようになるのがメリットです。学生は自分の疑問などを解消した上で就職について前向きに検討できるようになるでしょう。
また、AIが回答可能な質問は採用チャットボットに対応をおまかせできるため、人事担当者の業務量が減るのもメリットです。
採用チャットツールの種類と特徴
採用チャットツールの中でも代表的なものを2つご紹介します。導入を検討している場合は、それぞれの特徴を理解し、最適な方を選んでみてください。
TalkQA for Recruit
初めから機械学習を行ったAIモデルを導入することができるだけでなく、ニーズに合わせてカスタマイズしたAIモデルの構築が可能です。
更に、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット、Pepperなどと連携が可能となっており、希望に合わせて最適な使い方ができます。
普段はWEB上から対応し、会場開催型セミナーではPepperを設置するなどの対応が可能です。
実際に導入した企業からは、学生が質問した内容からどのようなことが求められているのかニーズを分析できたため、その後の採用活動に活かせたと評価されています。
RICOH Chatbot Service
直感的に操作ができるシステムであるため、初めて採用チャットツールを導入しようと考えた企業でも安心して取り入れることができます。
採用活動だけでなく様々な分野で取り入れられている採用チャットツールであり、商品やサービスに関する質問などにも対応可能です。
直接学生と話をした際に質問されたことがあった場合はタイムリーにQ&Aに加えるなどの対応もできます。
実際に導入した企業からは3ヶ月で1,300件の利用があった、これまで日に30~40件発生していた電話がほぼなくなり
約100時間分が削減できたなどの声が寄せられていて、利用者からの評判も高いです。
実際にこのサービスを使用した方からの満足度が80%を超えていると答えている導入企業もあります。
採用チャットツールは様々な魅力がある
就職先に悩んでいる学生は気になることを細かくAIに尋ねることができますし、的確な答えがもらえれば不安や疑問を解消した上で就職について検討できるようになるため、非常に魅力的です。
また、AIに質問すれば解決するような内容なら直接問い合わせる必要もなくなるので、応募者のためだけでなく、企業にとっても魅力のあるシステムだといえます。
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