2020.12.23
Webを使ったオンライン採用面接のコツと注意点
オンラインで採用面接を行う方法は求職者からの評価も高く、実際に導入する企業も非常に増えています。ただ、具体的に人事担当はどのような準備や対応をすれば良いのかがわからず、なかなか導入に踏み切れていない企業もあるようです。
そこで、オンライン採用面接を成功させるためにおさえておきたいポイントご紹介します。
人事担当が準備するオンライン面接の流れ
オンライン面接を導入予定の企業で人事を担当する方のために、面接の流れを紹介します。
1.ツールを導入する
様々なオンライン面接ツールがあるため、費用や使いやすさなど細かい部分も比較しながら導入するツールを検討しましょう。
画質や音声、導入までどれくらいの期間がかかるのかも確認が必要です。
2.事前準備
パソコンで行う場合、カメラを搭載していないパソコンなら外付けのカメラが必要です。
また、イヤホンマイクやヘッドセットを使ったほうが音声がクリアなので、用意しておくのがベストだといえます。
3.WEB面接希望者を探す
WEB面接希望者を探します。
希望者が見つかったら、初めて利用する方のために必要なものや手順などについて事前に説明しておくとスムーズです。
4.面接当日は5分前にスタンバイ
実際に予定していた時間に遅れてしまうと相手を不安にさせるので、5分前にはオンライン状態にし、対応した方が良いです。
面接前にもう一度カメラやマイクをテストしておきましょう。
オンライン採用面接のコツと注意点
ツールをうまく使いこなせないケースもあるため、必ず事前にツールの使い方を確認し、当日の面接で慌てないように注意が必要です。
また、なかなかオンライン採用面接希望者が現れないと悩んでしまう企業もいますが、そもそも求職者にオンライン採用面接を行っていることをアピールし損ねているケースもあります。
企業サイトにオンライン面接をしていることと、どのようなメリットがあるのかを掲載しておきましょう。
場合によっては手順や注意点を記載するページを用意しておくと親切です。
おさえておきたいコツ
面接が始まったあとはお互いに緊張しているので、開始直後はコミュニケーションを取ることを重視しましょう。
また、相手の立場に立ち、緊張がほぐれるような言葉をかけるのもおすすめです。
会話中も一方的に話を進めるのではなく、きちんと声が聞こえているか、わかりにくいところはないかなどをこまめに確認しましょう。
オンラインならではのトラブルとしてどちらかの回線に問題があり音声や映像が途切れてしまうことも考えられますが、こういったトラブルが発生した時はどのように対応するのか事前にお知らせしておくと相手も安心できます。
オンライン採用面接を成功させるには
オンライン採用面接の成功率を高めるため、次のようなポイントを意識してみてください。
導入の課題や目的をはっきりさせる
なぜオンライン面接を取り入れたいのか理由を明確にしておきましょう。
移動費の削減や採用工数を減らしたいと考えているのなら、どの程度を目標にしたいのかあらかじめ設定しておき、それを実現するための対策を取ることが重要です。
今、採用面接で感じている問題がオンライン面接にすることによって本当に解決できるのかも確認しておかなければなりません。
担当する人事が積極的に動く
オンライン採用面接の導入を反対する人もいますが、人事がオンライン採用面接の導入を決めたのなら、積極的に行動し、説明や案内をしましょう。
エントリー動画は何人で見るのか、人員や予算、スケジュールはどうするのかなども明確に定めておくと賛同してもらいやすくなります。
人事だけでオンライン採用面接の導入を決めるわけにはいかないので、他の社員とも協力し合いながら導入を進めていきましょう。
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