2021.01.27
新卒採用にも効果的!LINEを採用に活用する方法
近年、採用活動に活用されることが増えてきたのが、LINEです。
具体的にどのよう流れでLINEを使った採用活動を行っていけば良いのか、LINEで何ができるのかなどについてご紹介しましょう。
LINEを使った採用活動をしているものの、今ひとつ反応が得られていないと感じている人事担当なども参考にしてみてください。
LINEを採用活動に使うメリット
従来の採用活動といえば、求職者の方とのやりとりは電話やメールで行うのが一般的でした。
ですが、電話やメールよりもLINEのほうが優れている点として、相手に確実にメッセージを届けられることが挙げられます。
例えば、電話で連絡をしても相手にとって都合の良いタイミングでなければ出てもらえません。
中には知らない番号からかかってきても出ない方もおり、電話でやりとりをしようとしても採用担当者からの電話に出てくれないケースもあります。
また、メールで連絡する場合についても求職者の書いたアドレスを読み間違ってしまい、届かないことがあるのです。
メールが届いても他のメールに埋もれてしまい、きちんと読んでもらえないようなケースも考えられます。
一方、LINEなら確実にメッセージを届けられるだけでなく、送信時に通知が行くので素早い反応を期待することができるのがメリットです。
お互いに都合の良い時間帯にやりとりができますし、今後はLINEを活用した採用活動が増えていくでしょう。
LINEで始める採用活動の流れ
LINEを活用する手順はとても簡単です。3つのステップについてご紹介しましょう。
応募者の学生や求職者をLINEに集める
まずは情報を配信したい学生や求職者に呼びかけ、LINEで友達登録してもらいます。
友達登録してもらう件数を増やすには、説明会の案内をLINEで送ったり、質問などもLINEで受け付けていることを伝えたりしましょう。
また、簡単に友達登録ができるように、自社の採用HPに友達登録ページへのリンクを貼っておくのも効果的です。
友だちになって採用情報を配信する
LINEの友達に対してメッセージを一斉配信する機能を活用し、情報を配信します。
求職者がどのような情報を求めているのか考えたうえで、必要なコンテンツを配信しましょう。
例えば、説明会に関する情報のお知らせや、求人情報に関すること、応募の流れなどは是非とも配信したいコンテンツです。
応募から入社フォローまでチャットで行う
LINEでは一斉配信ではなく、個別にメッセージを送ることができるので、個人に対するメッセージをチャットで送信しましょう。
例えば、面接日時のお知らせや案内、面接後のフィードバックなどはもちろんのこと、内定が出たあとの細やかなフォローもLINEで行えます。
自分のことを気にかけてくれていると感じてもらえれば、何か不安なことを相談してもらいやすくなりますし、丁寧なコミュニケーションは入社前辞退を防ぐ効果も期待できるので、ぜひ活用してみてください。
採用に使えるLINEアカウントとは
ビジネス用のLINEアカウントとして利用できるのが、LINEの「公式アカウント」です。
以前はLINE@、ビジネスコネクト、カスタマーコネクトなどのサービスに分かれていたものが一つに統合され、「LINE公式アカウント」として生まれ変わりました。
LINE公式アカウントには、採用活動をするのに役立つ様々な機能が用意されています。
友達登録してくれたメンバーに対してメッセージ配信ができるほか、タイムライン投稿や、個別に連絡のやりとりができるLINEチャットなどを活用してみてください。
また、トーク画面下部にメニュー画像を固定表示するリッチメニューを活用し、自社サイトへのアクセスを促すことも可能です。
メッセージの配信数が少ないに場合は、月1,000通まで利用可能なフリープランで良いのですが、それ以上送信する場合は有料のプランも検討してみましょう。
まだ実践していない企業は早めに導入を
積極的に採用活動を行っている企業のほとんどがLINEを活用しているといっても過言ではありません。
もし、まだ採用活動に取り入れられていない場合は、うまく活用できている企業に出遅れてしまう恐れがあるため、早急に導入を検討したほうが良いでしょう。
採用活動を効率的に、有利に進めていくためにも役立つツールです。
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