2021.03.10
採用代行サービスとは?メリットやデメリット、特徴や費用相場
新型コロナウイルスの影響を受け、思うように採用活動が進められていない企業にぜひ検討して欲しいのが、採用代行サービスの利用です。
効果の業務内容が多すぎてなかなか採用活動に着手できない、応募が増えたものの対応できていないといった場合に役立ちます。
利用するメリットやデメリット、特徴などについて解説するので、参考にしてみてください。
採用代行サービスの特徴
採用代行サービスとは、その名の通り採用活動を外部の企業に代行してもらうことをいいます。
RPO(Recruitment Process Outsourcing)とも呼ばれるものであり、忙しく働いている採用担当の業務をサポートしてくれるサービスです。
採用方法には様々なものがありますが、どれが最適かはその年によっても異なります。
しかし、状況に合わせて最適な採用活動を取り入れていくのは非常に難しいことであり、去年効果的だった採用活動でも、今年は全く反応してもらえないようなケースも少なくありません。
採用代行サービスを選択すれば、採用活動における知識と経験を積んだプロがその時々の状況に合わせて対応してくれるのが大きな魅力です。
コロナ状況下で採用代行サービスは変わった?
新型コロナウイルスが流行している関係で、対面での採用活動よりも、オンラインでの採用活動に注目する企業が増えてきました。
求職者側もオンラインで就職先を探す方が急増しているので、採用のオンライン化を進めることができるかどうかは今後の採用率を大きく左右するポイントになるといえるでしょう。
こういった状況を受けて、採用代行サービスの多くがコロナ禍でも効果が高い作業活動に力を入れたサービスを提供し始めています。
コロナ対策に役立つようなツールを無償で提供しているような採用代行サービスもあるのです。
ただ、どこまでコロナ禍を想定したサービスの提供を行っているのかについては、採用代行サービスによって大きく異なるので注意しなければなりません。
ひと口にコロナ禍といっても毎日少しずつ状況が変わっているので、最新の状況に沿った形で採用活動を行ってくれる採用代行サービスを選択しましょう。
採用代行サービスのメリット・デメリット
採用代行サービスを利用する前におさえておきたいのが、メリットとデメリットに関することです。それぞれ解説します。
メリット
専門的な知識と経験を積んでいるプロが採用活動を代行してくれるので、成功率が高くなるのが大きなメリットです。
また、これまで採用活動を行っていた社員の負担を大幅に減らすことができるほか、本来力を入れるべきだった採用活動以外の部分に集中できるようになります。
また、企業によっては採用活動に追われて、内定者へのフォローにまで気が回らなかったために内定辞退が発生しているようなケースがありますが、内定者のフォローに手を回せるようになれば内定辞退を防ぐことも可能です。
デメリット
代行してもらう以上コストがかかるのがデメリットです。
コストをかけたぶんだけ結果がついてくれば良いのですが、予定していたほど内定者が決まらず、効果に満足できていない企業もあります。
また、すべて丸投げのような形でお願いしてしまうと、自社の中で採用ノウハウを蓄積することができず、いつまでも左右代行サービスを利用しなければならなくなってしまうのがデメリットといえるでしょう。
求職者側としても直接会社とやりとりするわけではないので、社内の雰囲気がわかりにくかったり、入社後のギャップにつながったりすることがあります。
採用代行サービスの費用相場
どこからどこまで依頼するかによって相場は大きく変わりますが、すべてお願いする場合は、月額にして30~40万円以上かかることが多いです。一方で、ノンコア業務(その作業で直接的に利益が生まれない作業)のみを依頼する場合は、5万円~10万円程度が相場となっています。
料金は定額制のところもあれば、成果報酬や各業務内容に応じた従量単価請求制を取っているところなどがあるので、どのような形で利用したいのか考えて、最適な形で契約できる採用代行サービスを選択してみてください。
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