2021.04.14
話題のClubhouse(クラブハウス)で採用活動は可能か?メリット・デメリットも紹介
近年はSNSを活用した採用戦略に力を入れている企業が増えてきていますが、新たなSNSとして注目を集めているのが「Clubhouse(クラブハウス)」です。
サービス内容や具体的な使い方、採用活動に活かす際におさえておきたいメリットとデメリットについてご紹介しましょう。
Clubhouse(クラブハウス)とは
企業にとって効果的な採用活動を行うためには、話題となっているサービスをいち早く導入する必要があります。
Clubhouseとは、近年、若い方や30~40代のビジネスパーソンを人気に中心が高まっているアメリカ発の音声SNSです。
以下のような特徴があります。
音声のみで交流や会話が楽しめるSNS
Clubhouseは、アメリカで2020年にリリースされたSNSアプリです。
「room」と呼ばれる会話スペースを通し、音声で交流を行います。
自分でroomを立ち上げることも可能です。
アプリの中で公開討論番組のような形で活用することもできますし、好きな話題について知らない人と語るなど、様々な使い方ができます。
内容はログとして残らない気楽さも人気に火がついた理由だといえるでしょう。
完全招待制を採用
完全招待制のサービスであるため、すでにサービスを利用している方から招待してもらわなければなりません。
ただ、非常に人気の高まっているサービスであり、実際に活用している人も続々と増えているので招待可能の知り合いを探すこと自体はそれほど難しくないでしょう。
自由に登録できるSNSとは異なり、本当にサービスを使用したいと思っている人のみが集まっているサービスだといえます。
Clubhouse内の音声は録音不可
録音は規約で禁止されています。
更に、音声の内容をメモに残すことも基本的に禁止です。
メモに残すことについては会話に参加しているすべてのユーザーからは書面で同意を取った場合に限り認められているのですが、こういったプライバシー性の高さが特徴です。
Clubhouseの具体的な使い方
基本的な使い方は、以下の通りとなっています。
1.アプリをインストールして起動
2.アカウントの登録
3.roomを立ち上げるか、誰かのroomに入る、オーディエンスとして参加も可能
4.roomから退出
実際に行ってみると特に難しいことはありません。
自分で立ち上げる場合は、ホーム画面の「+Start a room」ボタンをタップし、roomの名前などを設定します。
初めての方は視聴者が多いroomに入り、まずは聴くだけの参加から試してみてはいかがでしょうか。
気になるユーザーをフォローするなど、基本的なユーザー同士のつながりはTwitterと同様です。
Clubhouseを自社の採用活動に活かすメリット・デメリット
自社の採用活動でClubhouseを取り入れようと考えた場合、以下のメリットとデメリットをそれぞれ理解しておく必要があります。
メリット
最新のサービスといえるので、情報感度が高い人を探すのにぴったりです。
実際にClubhouse限定の会社説明会を実施し、新しいサービスを積極的に活用しているユーザー獲得をねらっている企業もあります。
また、誰かから招待してもらえるような属性の良い人が集まっています。
雑談がしやすく親近感も沸きやすいですし、アーカイブが残らず音声の録音が不可という点から踏み込んだ話も可能です。
無料で始められるほか、採用活動のために会場を用意する必要がないため、コスト面でも魅力があります。
招待さえ受けることができればすぐにでも参加可能であるため、スピード感のある採用活動にもつながるでしょう。
デメリット
音声だけでコミュニケーションを取れる自由度の高さは魅力ではありますが、音声のみでは自社の魅力などを伝えることができない場合があり、この点を難しいと感じてしまうことがあります。
また、本気で自社を検討している方のみが集まるわけではないので、確度が読めないあたりもデメリットだといえるでしょう。
採用できるのなら積極的に検討を
Clubhouseを活用しているユーザーは確実に増えており、新たなSNSとして定着しつつあります。
そのため、今後はClubhouseを活用した採用活動を行う企業も増えていくでしょう。
新しいサービスに乗り遅れてしまうと優秀な人材を逃してしまう可能性があるため、うまく活用できるのであれば積極的に検討していくことをおすすめします。
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