2021.08.11
話題のカジュアル面談とは?どのような質問をすれば良い?
近年注目を集めているカジュアル面談。
企業と応募者、お互いの理解を深めることを目的とした面談です。
お互い気楽に面談に臨めるだけでなく、ラフな雰囲気で行うことによりミスマッチを防げます。
このような理由から、徐々にカジュアル面談がトレンド化してきているのです。
ここでは最近トレンドのカジュアル面談の特徴やメリット、具体的な質問内容の例などについて、解説します。
最近はコロナ禍で採用活動の一時停止や延期などが重なり、苦労している企業も多いでしょう。
ぜひカジュアル面談を取り入れて、希望にマッチした人材の発見・採用につなげてください。
カジュアル面談とは
カジュアル面談とは、従来の一般的な面接とは大きく異なります。
採用を目的として厳粛な雰囲気で行われるのが一般的な面接です。
それに対し、カジュアル面談は採用の合否を決めるために行われるものではありません。
企業と応募者、お互いの理解をより深めるために行われるものです。
1対1のリラックスした雰囲気の中で対話を行えるため、お互いの本音を聞き出しやすくなります。
面談は企業からの一方通行の質問が一般的。
しかしカジュアル面談であれば、応募者も気楽に質問ができるのです。
お互いをしっかり理解することで、入社前後のギャップを小さくする役割も担っています。
カジュアル面談を実施するメリット
カジュアル面談を実施すると、以下のようなメリットが得られます。
●ミスマッチを防げる
●多くの人材と会える
●自社をアピールできる
上記について、ひとつずつ解説していきます。
ミスマッチを防げる
カジュアル面談には、ミスマッチを防ぐメリットがあります。
一般的な面談の場合、応募者が企業について深く理解できない場合も。応募者が企業を深く理解できないままに採用されてしまうことがあるのです。
応募者と企業における方針内容の認識差は、早期退職の原因になります。
カジュアル面談は、企業と応募者がラフな雰囲気で対話することによりお互いを深く理解できるのです。
企業の方針内容や社内の雰囲気を直接の対話で理解することにより、応募者は安心して入社できるでしょう。
企業側は応募者の人柄・方向性を知ることができるため、事前にミスマッチを防げます。
多くの人材と会える
多くの人材と会えるのも、カジュアル面談の大きなメリットです。
カジュアル面談の特性上、応募者はより多くの企業に出向いてアプローチできます。
企業も、多くの応募者と接点を持つことが可能です。
一般的な面接を行うよりも、お互いを深く知ることで優秀な人材を発見しやすくなります。
自社をアピールできる
ラフな雰囲気で行うカジュアル面談は、自社をアピールできるのがメリット。
応募者は、企業をより理解するためカジュアル面談に臨みます。
ほんの少しの工夫で、応募者の印象に残る面談が実現できるのです。
自社の特色を応募者により強くアピールしたいのなら、カジュアル面談の導入がおすすめ。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
カジュアル面談で聞く質問について
カジュアル面談では、いったいどのような質問をしたらよいのか悩む方も多いでしょう。
ここでは、カジュアル面談で聞く質問の具体例と、NGな質問例を紹介します。
OKな質問例
カジュアル面談の質問例は、具体的に以下の通りです。
●どんな仕事をしたいのか
●仕事に関する価値観
●自社について気になること
応募者の仕事に対する気持ちや価値観を聞き出し、具体的に深堀していくと良いでしょう。
基本的に、応募者の人柄が分かる質問をすることがポイント。
応募者が自社に対して抱いている疑問をしっかり解消するのも大切です。
NGな質問例
カジュアル面談でしてはいけないNGな質問例は以下の通り。
●家庭の事情
●本籍・出生地
●恋愛
●宗教
●結婚・出産
ラフな雰囲気であっても、モラルの欠けた質問は行わないように気をつけましょう。
男女雇用機会均等法に抵触するような質問もNGです。
カジュアル面接で多くの人材に自社をアピールしよう
応募者と企業がラフな雰囲気で対話し、お互いをより深く理解できるカジュアル面接。
一般的な面接よりも自社の特色や雰囲気をより強くアピールできる、最近トレンドの方法です。
優秀な人材の採用に悩んでいる企業は、カジュアル面接を導入してみてはいかがでしょうか。
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